映画『マイ・インターン』のあらすじ・キャスト・ネタバレ・見どころと感想までご紹介!

『マイ・インターン』 マイ・インターン
引用:映画『マイ・インターン』公式Facebook

近年の女性活躍社会の潮流の中、大ヒットをしたのがアン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロが共演する映画『マイ・インターン』です。
ファッション業界を舞台に、オンラインサイトの社長として働くジュールズが、年齢差40歳のシニアインターンのベンと運命的に出会います。ベンの最高のアドバイスを通じて心を通わせ、感動的な絆を築いていく様子が描かれています。
監督には『恋愛適齢期』や『ホリデイ』で成功を収めたナンシー・マイヤーズが抜擢されています。

映画『マイ・インターン』の作品情報

公開日2015年
上映時間121分
監督ナンシー・マイヤーズ
キャストロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソ ほか ほか
主題歌『Love and Work』
脚本ナンシー・マイヤーズ
制作国アメリカ

映画『マイ・インターン』の登場人物(キャスト)

ベン:ロバート・デ・ニーロ
年齢や経験の違いを超えて、人々に温かい影響を与える人物。
70歳のシニアインターンで、ファッション通販サイトのCEOであるジュールズの直属の部下となる。
経験豊富なベンは、ジュールズの仕事や人生にアドバイスを与え、彼女の成長を促す。

ジュールズ:アン・ハサウェイ
ファッション通販サイトのCEOで、仕事に熱心で成功を収めた女性。
しかし仕事に追われ、家族や友人との時間を大切にできていなかった。
ベンとの出会いを通して、仕事とプライベートのバランスを見つめ直し、成長していく。
ジュールズは、仕事に打ち込む女性の代表であり、彼女の成長は、多くの女性の共感を呼んだ。

フィオナ:レネ・ルッソ
ジェイソン:アダム・ディバイン
マット:アンダース・ホーム
ペイジ:ジョジョ・カシュナー
パティー・ポメランツ:リンダ・ラビン
ルイス:ジェイソン・オーリー
デイビス:ザック・パールマン
キャメロン:アンドリュー・ラネルズ
ベッキー:クリスティーナ・シェラー

映画『マイ・インターン』の簡単なあらすじ

ニューヨークで女性向けファッション通販サイト『About The Fit』を運営している女社長のジュールズは、短期間で会社を拡大させることに成功し、公私ともに順調な毎日を送っていました。
しかし仕事に追われ、家族や友人との時間を大切にできていないことに、次第に不安を感じ始めます。
そんなある日、ジュールズはシニア・インターン制度を導入することを思いつきます。そして70歳のベンがジュールズの直属の部下として採用されることになりました。
最初は、仕事に余裕のないジュールズは、ベンに仕事を任せることができませんでしたが、ベンは経験豊富な知識と温厚な人柄で、周囲の人たちとすぐに打ち解けていきます。
ベンは、ジュールズの仕事や人生にアドバイスを与え、彼女の成長を促します。また、社内の若者たちとも仲良くなることで、ジュールズとの間には徐々に友情が芽生えます。
ベンとの出会いを通して、ジュールズは、仕事とプライベートのバランスを見つめ直し成長し、仕事で成功するだけでなく家族や友人との時間を大切にすることを学んでいきます。
一方ベンも、仕事にひたむきなジュールズに感化され新たな人生の目標を見出す。
ジュールズとベンは、お互いに影響を与えながら、かけがえのない友情を育んでいきます。
本作品は、世代を超えた友情を描いたハートフルな人間ドラマであり、仕事に打ち込む女性の代表であるジュールズの成長は、多くの女性の共感を呼びました。
また、年齢や経験の違いを超えて、人々とつながることの大切さも伝える内容にもなっています。

映画『マイ・インターン』の見どころ

『マイ・インターン』ベン
引用;映画『マイ・インターン』公式Facebook

見どころ①:ジュールズの成長

主人公のジュールズの成長は、仕事に打ち込む女性の代表として多くの女性の共感を呼びました。
ジュールズは成長企業の女性社長ですが、仕事に追われ家族や友人との時間を大切にできていないことに、不安を感じ始めます。
そんなジュールズが、70歳のシニア・インターンであるベンと出会います。ベンは経験豊富な知識と温厚な人柄で、ジュールズはベンとの出会いを通して仕事とプライベートのバランスを見つめ直し、成長していきます。
また、仕事で成功するだけでなく、家族や友人との時間を大切にすることを学びます。

見どころ②:世代を超えた友情

本作品でジュールズとベンの友情は、年齢や経験の違いを超えて、人々とつながることの大切さを伝えています。
最初は、仕事に余裕のないジュールズは、ベンに仕事を任せることができませんでした。しかしベンは、経験豊富な知識と温厚な人柄で、周囲の人たちとすぐに打ち解けていきます。
ベンはジュールズの仕事や人生にアドバイスを与え、彼女の成長を促すだけでなく社内の若者たちとも仲良くなることで、ジュールズとの間に友情が芽生えます。
作品を通してジュールズとベンは、年齢や経験の違いを超えてかけがえのない友情を育んでいきます。

見どころ③:笑いあり、涙ありのハートフルなストーリー

『マイ・インターン』は、笑いあり、涙ありのハートフルなストーリーです。
ジュールズとベンのコミカルなやり取りや、彼らの成長を支える周囲の人々の姿が、観客の心を温かくします。
特に、ベンと同時に入社している他の3人のインターン生が各所で登場し、笑いを提供してくれます。

『マイ・インターン』
引用;映画『マイ・インターン』公式Facebook

映画『マイ・インターン』のあらすじ・ネタバレ

あらすじ①:ジュールズとベンの出会い

定年を迎えて会社人人生を終えたベンは、社会との繋がりを求めて多くの趣味を楽しんでいました。
しかし今の人生に満足できておらず、そんな中偶然シニア・インターンの求人を見つけ、応募しました。ベンは見事書類、面接に合格し入社することになります。
ベンの入社した会社は最新の流行を取りいているファッション通販のサイトであり、スーツに革靴、クラシックバックで出勤しているベンは社内では浮いた存在でした。
入社初日、ベンと同日に3人のインターン生が入社していました。各々別の配属になりますが、ベンは社長ジュールズ直属で働くことになります。
これが二人の出会いになります。
ジュールズは大学生のインターンが来ると思いこんでおり、ベンに何を頼んで良いのかわからない状態でした。同日に入社した同期は仕事を任されていく中、せわしなくみんなが働くオフィスの中でベンだけ手持ち無沙汰になります。

あらすじ②:深まる友情

ある日、ジュールズとキャメロンがCEOの雇用について話しているのを、ベンは耳にしました。ジュールズがCEOを雇いたくないと涙ながらに話す光景に感動し、ベンは何か手助けできないかと考え始めました。ジュールズの運転手が具合悪いことに気づいたベンは、運転を代わりに引き受け、その後もベッキーの頼みで運転手の代役を務めることになりました。
ベンは車内でジュールズの忙しさや母親とのやり取りを耳にし、気にしながらもジュールズが一線を引いていることに躊躇していました。その代わりに、忙しすぎて食事も取れないジュールズのためにスープを差し入れたり、近道を通ったりして気を配っていました。
しかし、ベンの細やかな気遣いに戸惑うジュールズは、年齢差もあり、「ベンを異動させてほしい」と頼むことになりました。一方で、ベンは出勤前にジュールズを迎えに行くようになり、ジュールズの家で朝のコーヒーを共にするうちに、ジュールズの夫マットや子供たちから受け入れられるようになりました。
ジュールズの家庭での優しい母親としての姿や取引先で真摯に工場の人と接する姿を見て、ベンはますますジュールズを人として尊敬するようになりました。しかし、距離が縮まったのもつかの間で、ジュールズが頼んでいたベンの異動が受理され、ベンは運転手の仕事を離れることになりました。前のようなぎこちなさはなくなっていたジュールズは、急いでベンの元に謝罪に向かい、再び運転手の仕事に戻ることになりました。
ベンは初めはパソコンの使い方も分からなかったが、ジュールズへのサポートはもちろん、ジェイソンの恋愛にアドバイスを提供したり、社内で誰も手つかずだった掃除を引き受けたりすることで、徐々にその温かい人柄が社内の誰からも好意をもたれるようになりました。
ベンは社内のマッサージ師であるフィオナとの出会いが訪れ、同じ年代の2人はお互いに意識し始めました。

『マイ・インターン』ベンとジュールズ
引用:映画『マイ・インターン』公式Facebook

あらすじ③:ジュールズの苦悩とベンの助け

そんな中、ジュールズにトラブルが立て続けに起きます。
母親と上手く関係を築けておらず、その不満を夫のマットにぶつけていると、手違いからその不満のメッセージが母親本人のパソコンに送信してしまいました。 絶望し慌てふためくジュールズに対し、ベンは何とかしてみせると約束しました。
ベン、ジェイソン、デイビス、ジャスティンはジュールズの母の家に忍び込み、パソコンにアクセスして問題のメールを削除することに成功しました。
仕事でも納品のトラブルなどがタブ重なる中、最も大きな困難がジュールズにおきます。
夫マットの浮気です。
ジュールズから娘の送り迎えを頼まれたベンは、帰り道でマットの浮気現場を目撃してしまいます。ジュールズには何も伝えられず、CEO候補との重要な会議に同行するために飛行機に乗るベンでした。ホテルでそれぞれの時間を過ごしていたジュールズも、次の日の不安を共有したくてベンを呼びます。そこで、実はジュールズも夫の浮気に気づいていたことを告白します。CEOを招き入れることに同意したのも、これが理由でした。
ベンは仕事も家庭のことも、自分が後悔のないように選択するのが一番だとジュールズを励ましました。

『マイ・インターン』ジュールズ
引用:映画『マイ・インターン』公式Facebook

あらすじ④:ジュールズの成長と決断

翌日のCEO候補との会議、ジュールズが候補者と握手まで交わすほど好印象で終了しました。
CEO候補も受け入れる旨でジュールズに花を贈りました。しかし、マットが「外部からのCEOなんてやめてくれ」と懇願してきます。マットは自ら浮気のことを打ち明け、関係修復のためにジュールズが進んできた道を水泡に帰すつもりはなく、今後も夫婦としての関係を修復し2人で新たな道を歩むことを誓いました。
そこで、涙を流すジュールズは「ハンカチはいつも持ち歩いていてね」とベンの言葉を語ります。
最期の描写では、すべてがうまくいったジュールズが太極拳をやっているベンのもとにやってきます。ジュールズはベンに話しかけようとしますが、二人で太極拳をする場面で映画は終わります。

映画『マイ・インターン』まとめと感想

以上『マイ・インターン』のあらすじでした。
日本だけではなく、世界的に女性や高齢者など多様な人が活躍できる・したいと思える社会や文化を作るという点でもとても良い映画だと感じました。
ベンのように、温かく人を包み込めるような紳士な人になりたいなと思える映画でした!

映画『マイ・インターン』予告