映画『ハリーポッターと賢者の石』のあらすじ・キャスト・ネタバレ・見どころと感想までご紹介!

映画『ハリーポッターと賢者の石』 ハリーポッター
引用:インターネットムービーデータベース

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』は、J・K・ローリングの大ベストセラー小説をワーナー・ブラザーズが莫大な製作費をかけて忠実に映画化。シリーズ第1作目として2001年に公開され、ファンタジックでユニークな原作の世界観が夢のように再現され、大ヒットを記録します。
物語は、イギリスを舞台にした魔法使いの少年・ハリーが、魔法学校で友情や成長を経て、闇の魔法使い・ヴォルデモートに立ち向かう冒険を描いており、1997年に刊行された原作小説から生まれたハリーポッターシリーズの第一弾として、ファンたちを魅了した作品です。

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映画『ハリーポッターと賢者の石』の作品情報

公開日2001年12月1日
上映時間152分
監督クリス・コロンバス
キャストダニエル・ラドクリフ、ルバート・グリント、エマ・ワトソン ほか
原作J・K・ローリング
脚本スティーブ・クローブス
制作国アメリカ
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映画『ハリーポッターと賢者の石』の登場人物(キャスト)

ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ
物語の主人公。
ハリー・ポッターは、魔法使いの少年で、魔法学校で友情や成長を経て、ヴォルデモートに立ち向かう青年。

ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント
ハリーの親友で、ホグワーツ魔法学校の仲間。
ハリーと共に冒険し、魔法の力で困難に立ち向かう。

ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン
ハリーの親友。
知識豊かな魔法使いで、魔法学校でも優秀な生徒であり、仲間たちをサポートする知性者。

アルバス・ダンブルドア:リチャード・ハリス
ホグワーツ魔法魔術学校の校長。
賢者の石の守護者で、ハリーに指導し、魔法界の危機に立ち向かう先導者。

ミネルバ・マクゴナガル:マギー・スミス
ホグワーツ魔法魔術学校の副校長であり、グリフィンドール寮の寮監。
変身術の教授としても活躍し、ハリーやロン、ハーマイオニーの教育にあたる。

セブルス・スネイプ:アラン・リックマン
ホグワーツ魔法魔術学校の魔法薬学の教授。
ハリーとは犬猿の仲であり、彼を冷たく扱う。

ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン
ホグワーツ魔法魔術学校の番人であり、飼育学教授。
半巨人の魔法使いであり、優しく気さくな性格で、ハリーにとって初めての友人となる。

クィリナス・クィレル:イアン・ハート
ホグワーツ魔法魔術学校の闇の魔術に対する防衛術教授。
実は自身の身体にヴォルデモートの魂を宿しており、賢者の石を奪ってヴォルデモートを復活させようと企む。

ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン
ハリーと同学年のスリザリン寮生。
純血至上主義者の父親を持つ、傲慢で意地悪ないじめっ子。ハリーのライバル。

ネビル・ロングボトム:マシュー・ルイス
ハリーと同学年のグリフィンドール寮生。
純血の魔法使いであり、ドジで気弱な性格ですが、優しく勇敢な心の持ち主。

マダム・フーチ:ゾー・ワナメイカー
フィリウス・フリットウィック:ワーウィック・デイビス
アーガス・フィルチ:デビッド・ブラッドリー
バーノン・ダーズリー:リチャード・グリフィス
ペチュニア・ダーズリー:フィオナ・ショウ
ダドリー・ダーズリー:ハリー・メリング
オリバー・ウッド:ショーン・ビガースタッフ
ビンセント・クラッブ:ジェイミー・ウェイレット
グレゴリー・ゴイル:ジョシュ・ハードマン
シェーマス・フィネガン:デボン・マーレイ
ディーン・トーマス:アルフィー・イーノック
リー・ジョーダン:ルーク・ヤングブラッド
パーシー・ウィーズリー:クリス・ランキン
フレッド・ウィーズリー:ジェームズ・フェルプス
ジョージ・ウィーズリー:オリバー・フェルプス
モリー・ウィーズリー:ジュリー・ウォルターズ
ジニー・ウィーズリー:ボニー・ライト
オリバンダー老:ジョン・ハート
ほとんど首無しニック:ジョン・クリーズ

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
引用:インターネットムービーデータベース
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映画『ハリーポッターと賢者の石』の簡単なあらすじ

『ハリーポッターと賢者の石』は、魔法の世界を舞台にしたファンタジーです。この作品は、世界中で大ヒットを記録し、ハリーポッターシリーズの第一歩となりました。
孤児のハリー・ポッターは、意地悪な従兄のダドリー・ダーズリー夫妻に育てられます。11歳の誕生日を迎えたハリーは、ホグワーツ魔法魔術学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いであることを知ります。
そしてキングズ・クロス駅で9と3/4番線を見つけ、紅色の汽車に乗り込んだハリーは、ホグワーツ魔法魔術学校へ向かう。そこで、同じく1年生のロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーと出会い、親友となる。
一方、ホグワーツには、かつて魔法界を恐怖に陥れたダーク・ウィザード、ヴォルデモートが復活しようとしていた。ヴォルデモートは、賢者の石と呼ばれる不死の秘薬を手に入れることで、永遠の命を手に入れようとしていた。
ハリー、ロン、ハーマイオニーは、賢者の石を守るために、ヴォルデモートの手下たちと対決する。そして、ハリーは、ヴォルデモートと対峙し、命を賭けて賢者の石を守るために戦います。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
引用:インターネットムービーデータベース
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映画『ハリーポッターと賢者の石』の見どころ

見どころ①:幻想的な魔法界の描写・魅力

本作の最大の見どころは、やはり魔法の世界の描写です。
物語は、孤児として育ったハリー・ポッターが、11歳の誕生日にホグワーツ魔法魔術学校に入学し、魔法の世界を知るところから始まり、学校の美しさや奇妙な雰囲気を見事に表現しています。
ハリーは、そこで魔法の授業を受けたり、仲間と冒険したりしながら、魔法の世界の奥深さを経験していきます。
巨大で古びた城、魔法の絨毯で移動する階段、生きた巨大な騎士の象徴であるゴーストたちなど、細部までこだわった美術や視覚効果が、観客を魔法の世界に引き込みます。
ハリーとともに魔法の世界に足を踏み入れ、魔法の呪文や魔法道具、魔法生物など、さまざまな魔法の要素に触れながら、ワクワクした気持ちで見れる描写となっています。

見どころ②:ハリー達の友情と成長

もう1つの見どころは、ハリー、ロン、ハーマイオニーの友情と成長です。
ハリーは、孤児として育ったため、本当の友達が欲しいと思っていました。そんなハリーが、ロンとハーマイオニーと出会い、3人はすぐに意気投合します。
3人は、一緒にホグワーツで魔法を学びながら、さまざまな冒険を経験します。その中で、3人は互いに支え合い、助け合いながら、深い友情を育んでいきます。
そして闇の魔法使いヴォルデーモートに勇敢に立ち向かいながら3人が魔法使いとして成長していく姿を描いています。

見どころ③:闇の魔法使いとの戦い

映画はハリーが賢者の石を巡る冒険に挑むストーリーを描いており、その中でヴォルデモートと手下との対決や、仲間たちとの連帯が緊張感と感動を生み出しています。特に、ハリーが自身の過去や運命に立ち向かう場面は、観客に深い感銘を与えるでしょう。
本作のラストでは、ハリーとクィレルが賢者の石を巡って対決します。クィレルは、実はヴォルデモートの魂を宿しており、ハリーを殺そうとします。
ハリーは、勇敢に立ち向かい、賢者の石を守るために奮闘します。
このラストシーンは、ハリーとヴォルデモートの宿命の対決を予感させる、重要なシーンです。また、ハリーが魔法界を守る英雄としての運命を受け入れていく、重要なシーンでもあります。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
引用:インターネットムービーデータベース
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映画『ハリーポッターと賢者の石』のあらすじ・ネタバレ

あらすじ①:冒険の始まり

とある晩、ロンドンの近郊でダンブルドアとマクゴナガル、ハグリットがイギリスの住宅地にいます。ハグリットは額に雷の傷を持つ赤ん坊のハリーを抱え、ダーズリー家の家の前に彼を置きました。
10年後、ダーズリー家に引き取られた孤児ハリーは虐待され、いとこのダドリーですら彼に冷たく接しました。
それから10年が経ちハリーの11歳の誕生日が近づくと、ダーズリー家にハリー宛の手紙が届き始めます。手紙の内容をハリーに知られたくないダーズリー一家はそれをはりーに渡しませんでした。しかし手紙は絶え間なく無数に届き、ダーズリー一家はハリーを連れて無人の灯台に避難します。
そしてハリーの11歳の誕生日当日、灯台に大男ハグリッドが現れ、ハリーに両親が魔法使いであり、手紙がホグワーツへの入学許可があることを明かします。拒否するダーズリー一家をハグリットが押しのけ、ハリーは魔法の世界への扉を開き、ホグワーツへの新たな旅立ちを決意します。

その後ハグリッドは、魔法界の不思議な商店街「ダイアゴン横丁」をハリーに案内しました。そこでは皆が自分の名前を知っており、ハリーはとても不思議そうにします。
買い物を終えた後、ハリーはハグリッドに両親を殺した人物について尋ねます。その人物の名前は「ヴォルデモート」で、恐れられる闇の魔法使いでした。ハリーの両親は彼と戦いながら命を落としましたが、何故かハリーだけが生き残り、ヴォルデモートを撃退したと言われています。ハリーの額の傷はその戦いの証であり、以後、彼は「生き残りの少年」として魔法界で知られることとなりました。ここでハリーは自分が有名である過去の事実を知ることになります。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
引用:インターネットムービーデータベース

あらすじ②:ホグワーツ入学・仲間との出会い

ホグワーツ入学の日、ハリーはホグワーツ行きの列車に乗り込みます。電車への乗り方などがわからないハリーを助けたのは、ウィーズリー家の末っ子ロンだった。列車内でロンと友情を結び、ハーマイオニーという少女とも出会いました。
ホグワーツではグリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンの4つの寮に所属し、組分け帽子が生徒の寮を見極めます。
偶然にも、電車で意気投合したハリー、ロン、ハーマイオニーの全員がグリフィンドールに決まり、3人は喜びます。
しかし、早くも学園生活に影を投げかけたのは、意地悪で高慢なマルフォイでした。彼は悪名高いスリザリンに所属し、入学早々にその傲慢な態度を見せつけてきます。マルフォイとの対立が芽生えつつあるなか、3人の冒険はホグワーツで新たな展開を迎えます。

魔法の授業が始まり、初めての授業は放棄の飛行訓練でした。ハリーはその授業中に才能をマクゴナガル先生に認められ、クィディッチの選手に大抜擢されます。また、クィディッチの選手に選ばれたことだけではなく父親が有名な選手だったと知り、親の遺産を受け継ぎ、魔法界のアリーナで活躍することが決まり、ハリーは新たな冒険と挑戦に胸を躍らせます。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
引用:インターネットムービーデータベース

あらすじ③:謎の人物

とある日、ハリー、ロン、ハーマイオニーは誤って立ち入り禁止の4階の廊下に入ってしまいます。そこで彼らが目にしたのは、3つの頭を持つ凶暴な番犬であり、その番犬が下の扉を守っているようでした。3人は急いで引き返し、ひっそりと寮に戻ります。
後日ハーマイオニーがスネイプが番犬に襲われているなど他にも数々の怪しい点を3人が知り、スネイプが番犬が守っている扉に近づこうとしていると彼を怪しみます。
ハリーたちはハグリッドに番犬が守る扉とスネイプ先生に対する疑念を話しました。しかしハグリッドは信じようとしません。説得するハリーたちを前にハグリットはうっかり「ニコラス・フラメル」という男の名を口にしてしまいます。これをきっかけに3人は「ニコラス・フラメル」という人物について調べ始めます。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
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あらすじ④:賢者の石

ハリーはクリスマスプレゼントでもらった透明マントを使用し、禁書の図書室に忍び込むことを試みます。うっかりランプを落としてしまったハリーは管理人のフィレチに気づかれそうになるもうまく逃げます。その逃げている最中、図書室でスネイプがクィレル先生を脅す様子を目撃し、ますますスネイプへの疑惑が深まります。

その後、偶然入った部屋で「みぞの鏡」を見つけます。この鏡は見る者の願望を映し出すもので、ハリーには両親の姿が映し出されました。鏡に引き込まれたハリーはその後も何度も足を運びますが、ダンブルドアに「夢にとらわれず、現実を大切にするべき」と忠告をうけ、鏡をどこかへ移動されてしまいました。
調査を続ける3人ですが、ついにニコラス・フラメルは「賢者の石」を作った人であるという事実を知ります。賢者の石は所有者が不老不死になる事ができ、スネイプがそれを狙っていると再びハグリットに相談をします。しかしハグリットは再度スネイプはそんな人ではない、と否定をします。

また、不運にも夜中に寮抜け出してハグリットに会いに行っていことを悪友のマルフォイに告発され、3人は罰を受けることになります。(それを尾行して知っていたマルフォイも同罪)

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
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あらすじ⑤:闇の魔法使いとの戦い

4人は規則違反として、「禁じられた森」でハグリッドの仕事を手伝わされることになりました。ハリーとマルフォイは森の奥に進むが、そこでユニコーンの血を飲む人物を目撃すします。後日、その人物はなんとヴォルデモート卿で、賢者の石を狙っていることが判明します。
期末テストが近づく中、ハリーは額の傷の痛みから危険を感じます。ハリーの額の傷はヴォルデモートが近づくと酷く痛むため、スネイプが賢者の石に近づいていると考えました。ダンブルドアに伝え助けを求めようとしますがあいにく留守であり、自分たちで「賢者の石」を守ることを決意します。

再び3人が夜抜け出そうとすると、同じグリフィンドールのネビルが止めます。過去に3人が抜け出した際に、グリフィンドールの寮の得点が減点されてしまったため、それを阻止しようとしていました。
しかし3人はネビルを強引に突破し、再び立入禁止の4階の廊下に向かいます。番犬の手なづけ方は音楽を利かすこととハグリットに聞いていましたが、すでに誰かが音楽を聞かせて大人しくなっていました。
番犬を突破し、悪魔の罠、襲ってくる鍵の取りなどを3人は突破し、「闇のチェス」をすることになりました。ここでも3人はチェスには勝利したものの、ロンが自らの身を盾にしたため先へ進めず、ハーマイオニーもロンを治療することになりそこから先はハリー一人の戦いになります。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
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あらすじ⑥:勝利

ハリーは最後の部屋に到着すると、そこにはダンブルドアは隠した「みぞの鏡」があり、クィレルが立っていた。そこでハリーはハグリットの言っている通りスネイプは賢者の石守っていた人でクィレルを疑っていたのだと気づきます。
クィレルヴォルデモートの手先であり、ターバンを外すと後頭部にはヴォルデモート卿の顔が現れます。クィレルの目的は「みぞの鏡」から賢者の石を手に入れることです。
「みぞの鏡」を見たハリーは鏡の中自分がポケットから賢者の石を取り出している姿を見ます。すると本当に自分のポケットに賢者の石が入っており、それをクィレルが奪い取ろうとします。しかし、ハリーがクィレルにふれると不思議な魔法が作動し、クィレルは砂になってしまいます。ヴォルデモートも寄生する身体がなくなってしまったため魂となりどこかへ去っていきました。
賢者の石は、ハリーによって守られましたが、そのばで気絶してしまいます。

ハリーは目を覚ますと、医務室にいました。
目の前にはダンブルドアがおり、賢者の石は「使おうとしない者だけが手にできる」、という秘密を明かしました。また、最後にはりーを守った不思議な魔法は母リリーのものだったこともハリーに伝えます。

ここでハリーたちの1年間が終了し、映画は幕を閉じます。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
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映画『ハリーポッターと賢者の石』まとめと感想

世界中で多くの賞を受賞し、大人気のハリーポッターシリーズの第一弾です。
シリーズは自分も大好きで、ストーリーや世界観も当然面白いのですが、実際に大人へと成長していく演者の姿などもこの後のシリーズで感じられます。
シリーズ通してすべてのストーリーが繋がっており、1作品ごとの細かいところまで目が話せません。。
素敵なファンタジーの世界観に浸りたい方はぜひ見てみてください!

映画『ハリーポッターと賢者の石』予告